人口減少と不動産価格

現代社会において人口減少・相続した実家の空き家問題が深刻化している中、不動産価格はどうなっていくでしょうか。

2018年時点で空き家の総数は840万戸を超え現在1000万戸に迫る勢いです。今後も増加に歯止めはかからずさらに増えていくことが予想されます。

人口の減少についても2004年の12,784万人をピークに減少を続けており 現在までに290万人ほど人口が減少しています。

広島県の人口が現在270万人ということを考えるとすごい数ですね。

今後は2030年までに1000万人近く人口が減る試算も出ていることから急激な人口減少が予想されています。

明治時代から今まで人口は約1億人増加してきました。その中で住宅の不足、土地の不足など、足りない状況の中で不動産価格は上昇してきました。

これから迎える少子高齢化・人口減少時代の中、空き家の増加、空き地の増加した結果不動産価格はどうなっていくでしょうか?

「100年で増えた人口は今後100年で同じ水準に戻っていく」

※総務省「我が国の総人口の長期的推移」より

100年先人口が1/4になったら価格は1/4になるのか、そもそも人が住んでいない場所の不動産は値段もつかないようになるかもしれませんね。

参考

総務省「我が国の総人口の長期的推移」

https://www.soumu.go.jp/main_content/000273900.pdf

広島県「推計人口の推移(令和5年9月)」

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/21/jinkougeppojinkousuiisaisin.html

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