広島で不動産投資をするならどのエリア?③

「地域別マンション価格の動向分析。不動産投資における市場予測と行動指針」

地域ごとのマンション価格変動を踏まえ、投資対象エリアの選定に役立つ具体的なデータを基に、不動産投資エリアを考察しましょう。

前回の「広島で不動産投資をするならどのエリア?②」の続きになります。

これまで、人口動態と地価動向データを基に、広島で不動産投資をするならどのエリアが良いか考察してきました。その結果、広島県の中でも広島市のエリア……特に中区と南区が良さそうであることがわかっています。では実際に、マンション価格がどのように推移しているのかを地域別に確認してみましょう!

 

〇国内4都市の中古マンション価格指数推移

参照:「レインズ 成約情報 中古マンション㎡単価」を基に作成。※2014年を100と基準した場合

まずは、国内4都市の中古マンション価格推移を確認します。各都市で上昇幅に差があるものの、中古マンション価格はこの10年で上昇傾向にあります。特に上昇が著しいのは福岡県です。

 

 

国内4都市 建築費指数推移

参照:「一般財団法人 建物物価調査会」の公表データを基に作成。※2015年を100と基準した場合。

 

マンション価格の上昇要因として、建築費が挙げられます。グラフの通り、建築費は上昇傾向であるため、今後も新築マンション価格は上昇していくと考えられます。新築価格が上昇すると中古マンション価格もそれに連動するように上昇する傾向にあります。

では次に、本題の広島市のマンション価格推移データをエリア別に確認してみましょう。今回は、参考にできる新築マンションのデータが公表されていませんでしたので、中古マンションにフォーカスしていきます。

 

 

〇広島市内 中古マンション価格 ㎡単価推移

参照:国土交通省 不動産情報ライブラリーの公表データを基に作成。

 

人口減少エリアでもある安佐北区は下落しており、そのほかの地域は上昇傾向にあることがわかります。

 

 

〇広島市内 中古マンション価格 年平均変動率(2013年→2023年)

参照:「国土交通省 不動産情報ライブラリー」の公表データを基に作成。

こちらは2013年から2023年の間の対前年比変動率の平均データです。中区、南区は毎年4%以上上昇しているのに対し、安佐北区は逆に下落していることがわかります。

ちなみに、上昇率の高い中区、南区にフォーカスし、マンションのタイプ別で価格上昇率を確認してみると……

 

〇タイプ別 中古マンション価格上昇率(2013年→2023年)

参照:「国土交通省 不動産情報ライブラリー」の公表データを基に作成。

上記は2013年と2023年の中古マンションの平均単価から価格上昇率を算出したものです。中区、南区ともに単身タイプより、ファミリータイプの方が上昇率が高いことがわかりますね♪

 

〇まとめ

これまでのブログをご覧の方はもうお気づきだと思います。人口、地価、マンション価格のデータから考察してきましたが、結論は広島で不動産投資するなら広島市の中区、南区のファミリータイプの物件が良いという事です!

ちなみに、中区、南区ともに価格上昇エリアにはある共通点があります。それは、再開発が盛んなエリアであるという事です!事実、最初に確認して頂いた、中古マンション価格が上昇している福岡県、東京都、大阪府は広島県以上に再開発が盛んなエリアでもあります。

各エリアの再開発情報については、また別の機会でご紹介させて頂きますね♪

 

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文:株式会社椿不動産 東京支店 向原 

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