これから都会でも空家が増える
その昔、東京で憧れのマイホームと言えば田園調布でした。「田園調布に家が建つ!」なんて流行語もあったほどです。
1980年頃の憧れの街は、第1位 田園調布、第2位 成城、第3位 吉祥寺、第4位 自由が丘、第5位 目白*¹でしたが、今の憧れの街は、第1位 吉祥寺、第2位 恵比寿、第3位 新宿、第4位 目黒、第5位 池袋*²となり、さらに社長の住む街ランキングでは、第1位 赤坂、第2位 西新宿、第3位 六本木、第4位 南青山、第5位 代々木*³となっています。
一目瞭然ですが、都心のマンションに人気が集まり、都心から遠い一戸建ては不人気です。
これまで地方では実家を相続しても買い手がいないので売却できず、そのまま放置され空き家問題が勃発し、ニュースにも度々取り上げられますが、東京都内でも40年前の新興住宅地やニュータウンで実家を相続した子どもたちが戻ってこない(住まない)ため、次々と空き家になり、高齢化と人口減でバス便が減り、商店も閉まっていくなど悪循環となっています。
田園調布や自由が丘も同じ状況で、そこで育った子どもたちは都心の便利なマンションに住み、戻る気はありません。
さらに、田園調布は最低区画面積の地区計画があり、切れない(土地の分割ができない)ことで買い手がつきにくい事情もあります。
山手線外側の23区内の住宅地は、駅から徒歩7分を超えると年寄り独居老人ばかりの街です。団塊世代を親に持つ子は、今後5年から15年で相続が発生し、空き家ばかりの街になるでしょう。
今できること
◆現金化(さっさと手放して現金化し、子どもたちに不動産を残さないこと。マイホームの売却なら譲渡所得の3,000万円控除が使える)
◆資産の組み換え(駅徒歩5分以内のマンションに買い替えるなど。)
が考えられます。
行動を起こしましょう。
①資産価値の把握(マイホームの査定をしましょう。無料でできます。)
②権利関係の整理(所有者は誰ですか? 現住所で登記されていますか? 抵当権は残っていませんか?)
③現金化や組み換えを検討する(子どもたちのそばに引っ越す等)
④財産目録の作成と相続対策の検討
⑤遺言作成や家族信託の検討
ライフグループでお手伝いできること
上記①、②、③、④、⑤はすべてライフグループでお手伝いが可能です。
お問い合わせはライフグループ(椿不動産)へ。
データ元
*¹AI「ChatGPT」による一般的傾向の回答
*²SUUMO 住みたい街ランキング