リースバックは、自宅を売却後そのまま賃貸借する不動産のお取引です。
担保の設定や借入は無く、所有権は移転します。資金の使途に制約がなく活用しやすいという特徴があります。
所有者が自宅等を売却し、売却代金を受け取り後、
借家として住み続けるサービスです。
リバースモーゲージが利用しにくい広島において「自宅はあるが年金では生活が難しい。しかし、住み慣れた自宅を売却して別な場所へ引っ越すことはしたくない。」といった高齢者や、相続対策として自宅を金融資産化しておくことで、スムーズな資産移動を望む方などに対応しています。
リースバックは、自宅を売却後そのまま賃貸借する不動産のお取引です。
担保の設定や借入は無く、所有権は移転します。資金の使途に制約がなく活用しやすいという特徴があります。
仮にご自宅の名義人の方が認知症になり、意思能力が不足・欠如してしまった場合、不動産の売買契約を本人が結ぶことはできず、成年後見制度等を利用し、家庭裁判所に後見人を選任してもらう必要が出てきます。
この場合、ご本人やご家族の希望価格で売却できるとも限りませんし、売却自体できるかどうかも全て裁判所と後見人の判断となってきます。
そのため、いざというときに自宅を売却して、老後資金や施設費用に充てることができない・あるいはできたとしても1年以上の期間がかかってしまうおそれがあります。
そこで認知症の対策として、予めリースバックを使用し、自宅を売却しておくことはとても有効な手段だと言えます。
リースバック方式での不動産売却は老後の資金確保にも役に立ちます。
特にご年配の方は長年住み慣れた地域から引っ越しを伴う新生活に抵抗がある方も多いでしょう。
老後に慣れた家に住みながら、リースバック方式を活用することで、老後の資金を得ることができます。
マイホームなどの住居を購入する際には、多くの方が活用している住宅ローン。
マイホームのローンは30年と35年といった長期に渡って支払い続けるため、先々のライフステージを見据えると返済が不安となってくることもあるかと思います。
もし「どうしても住宅ローンを払い続けることが厳しい」と事態に見舞われた時は、リースバック方式が打開策のひとつとなるでしょう。
リースバックは、ご契約時点でサービス提供会社がお客様のご資産を買い受けますので売却代金が一括でお客様に支払われることがメリットの一つです。そのような特徴から、一定期間お住まいの後、将来に転居・ケアハウスへのご入居を検討されている方にとっては使い勝手の良いサービスとなっています。ご自宅の売却が既に済んでおりますので、転居のタイミングで慌てて売り急ぐといったことが無い点で安心感があります。
リースバックのメリットはサービスを利用できる不動産の幅が広いことです。売却で得た資金の用途に制約がないため、住宅ローンの残債を返済、ご家族の学費、相続税の納税資金、リフォームの資金、事業の運転資金等、ご希望の用途に活用できることも大きなメリットです。
自宅を売却することにより、自宅の所有権がリースバック事業者に今時点で移転する事が挙げられます。ですので、所有権を今時点で手放したくない方は選択しにくい可能性があります。