3月4日広島県が津波災害警戒区域を指定した。
これは将来予想される南海トラフ巨大地震で津波が発生した場合の広島県における津波災害を想定し、警戒区域を指定したものである。
特別警戒区域の指定は無い。
広島市を見ると、中区南区等旧市街地の殆どが警戒区域内となっている。
拡大するとメッシュで区分され、基準水位や浸水深が表示される。
2.5(m)と表示されれば、2.5mの高さまで浸水するということだ。
2018年6月のコラムでもお知らせしたが、我々不動産会社は不動産の賃貸借や売買の契約前に重要事項説明書で「津波災害警戒区域」内であることを説明しなければならない。
指定された区域にお住まいの皆さんは、地震時の避難場所の確認や家族での避難ルールを定めると良いだろう。
また、今後マイホームを売却するときに減額要因となる事もあるだろう。
先ずは広島県の「高潮・津波災害ポータルひろしま」をご覧いただくことだ。
津波災害警戒区域図が掲載された「高潮・津波災害ポータルひろしま」
http://www.takashio.pref.hiroshima.lg.jp/portal/top.aspx
ファイナンシャルプランナー 香川 文人