相続した不動産!より高い価格で売るために必要なこと。

「不動産」は「商品」です。ただ、スーパーに売っている商品とは異なり、その不動産は「世界に1つ」だけです。しかし、このことは不動産が絶対的に希少であることを意味しません。その希少性は相対的なものにしか過ぎません。不動産を欲しい人は、いくつかの不動産を比較検討しながら、より良い「商品」としての不動産を探しています。

そのため、不動産にも「商品」としての品質や適性価格が求められます。たとえば、大量のゴミがある土地や家屋、利用できない古家がある土地、著しく高い価格。このような土地は「商品」とは言い難いです。「商品」として魅力がない不動産は、市場から無視されます。また、たとえ「無料」でも売れません。

では、相続した不動産をより高く売るためにはどうすればいいのでしょうか?その答えは簡単です。より魅力的な「商品」に変えることです。そのためには、すくなくとも、以下の作業は必要です。

①家屋をリフォームする。もしくは家屋を解体し更地にする(利用できない古家は残置物です)。②ゴミ等の残置物を撤去する。③売買対象物を確定するために、確定測量図を作成し、地積測量図を登記する。④その土地の価値を最大化する利用方法と制限事項を把握するために、都市計画法、建築基準法、その他法令(景観法、宅地造成等規制法、農地法等)や条例(建築基準法施行条例、開発審査会提案基準等)を調査する。⑤市場価値を知るために、売買情報、成約事例、公示価格、相続税路線価/相続税評価倍率表、固定資産評価を調査する。⑥3,000万円特別控除の適用可否を検討する。⑦所有者が複数いる場合は、売却方法、売却価格を決めるために、査定書/提案書等を作成する。

もし、上記を見て、よく分からない、面倒だなと思ったら、専門家に任せるのがベストです。どんな商品であっても、より高く売るためには、その商品についての知識と経験が必要です。さらに、相続した不動産に関しては、相続に関する知識(民法や税法)も必要です。相続した不動産をより高い価格で売るために必要なこと。それは、不動産と相続、それに関わる法律と税金について詳しい専門家に相談することです。そのような専門家こそが、売主様の売却条件や売却方針に合わせて、不動産をより高くかつよりスムーズに売却するいくつかの方法を提案できると思います。