中古住宅再生(広島市南区③)

令和2年6月1日にリフォ―ム工事に着手した中古マンション(相続不動産)も、7月11日完成に向け着々と進んでいす。相続不動産は現在のライフスタイルに合わないのが多く、現代のニーズに合わせる必要があります。   ※コストの事も考え、しっかり調査!調査!調査!

では現代のニーズとは・・・中古マンションを購入された方の満足度  (国土交通省)

中古マンションは購入後44%の方が収納に関して不満があるようです。また国土交通省以外のデータですが、マンションを購入された方の半数は収納と防音に不満があると・・・

 

ちなみに相続不動産の間取り・・・

再生後(リフォ―ム)の間取り・・・

  

ウォ―クインクローゼットが2か所も

 

※主寝室からのウォ―クインクローゼット

 

専有面積が壁芯で89.12㎡(公簿86.46㎡)の為、広々収納スペースを確保!面積も広く収納広々でフルリフォ―ム済な為、差別化できており、何よりエンドユーザー様への不満を少しでも解消できていると信じて・・・完成を迎えています。

 

7/11完成の為、次回完成写真をアップさせます。上品で落ち着いたやさしい色合いにしています・・・楽しみです。

 

 

広島相続不動産のご相談は弊社まで・・・

2020年も路線価上昇

全国の路線価5年連続上昇 中国地方は3年連続

2020年7月2日付中国新聞朝刊記事によると
広島国税局が2020年7月1日に発表した中国5件の路線価によると、標準宅地の平均変動率は前年比1.1%上昇だった。3年連続の上昇となった。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で土地取引が停滞し勢いが収まるとの見方もある。

地価の上昇は嬉しい反面、都市部に土地をお持ちの方は相続税が気になる事だろう。

中身を見ると顕著な価格差が鮮明になる。

5年連続して上昇した広島市や岡山市等大きな都市の商業地は上昇が続いており、上昇率が高いため全体の数字を引き上げている。
一方、竹原市や萩市、新見市、益田市、倉吉市等周辺部は未だに下がり続けている。

島根県をみると、松江市は中心部で上昇したが、島根県全体では0.5%マイナスで11年連続下落となっており、人口の流出が大きい所は上昇が見込めない事が分かる。それでも観光資源があれば別だが、何も無ければ地価は下がり続ける。

今回のコロナウイルス感染症による経済の落ち込みはリーマンショック以上に大きく、第二波感染拡大があると、今以上に経済が沈み不動産の取引数が大きく減少する事にもなりかねない。地価の上昇が止まる可能性もある。

すぐ売るべきは上る見込みのない不動産

さて、皆様がお住まいの場所やご実家はどのような場所だろうか。都心部等人口が増える地域や有名な観光地?それとも人口が減りだした地域?
毎回同じことを書いて恐縮だが、不動産の売却時期をよく検討していただきたい。
人口が減る地域や地価が下がっている地域なら一刻も早く売却を。使う予定があれば別だが、放置してあるなら売らない理由はない。

相続不動産の売却は椿不動産へご相談

低未利用地の利用促進へ 一定の条件を満たすと譲渡所得から100万円控除

個人が5年以上所有する都市計画区域内の低未利用地を500万円以下で売ると売却代金から100万円控除してくれるので、税金(譲渡所得税等)が安くなって手取りが増える。
ただし、令和2年7月1日から令和4年12月31日までの時限立法。
※令和7年12月31日まで延長されています。

 空き地・空き家が増えている現状を調べてみると、世帯や法人が所有する土地のうち約8%にあたる15万5000haが利用されず空き地のままになっている。さらに空き家は年々増えており、2018年で849万戸に増加。そのうち使用目的の無い「その他空き家」が349万戸に。

動かない不動産をどうにかして動かしたい。

 そこで、自治体と宅建業者が連携して空き家バンクへの登録など積極的な取り組みでマッチングを促進しようというもの。

国は適切な利用管理を促進するための特例措置を創設(売却時の所得税と個人住民税)

個人が譲渡価格500万円以下で、都市計画区域内にある一定の未利用地を譲渡した場合に、長期譲渡所得から100万円を控除する特例措置(令和2年7月1日から令和4年12月31日まで)を創設する。

想定したよりも売却収入が低い、譲渡費用(測量費や解体費)の負担が重い、譲渡所得税の負担感が大きい。などの理由から土地を売らずに、低未利用地として放置されている現状から、売却時の負担感を軽減するため、特例措置により譲渡を促進。

適用条件は

①所有者が個人である

②低未利用地等(都市計画区域内にある低未利用地で、当該未利用土地等の「利用について市区町村長の確認がされたものの譲渡であること)

③譲渡の年の1月1日現在で所有期間が5年を超えるもの

④譲渡の対価の額が500万円を超えないこと

⑤買主が購入した土地建物を利用する意向があること

 

手続きは(売買契約締結後)

①売主から物件所在地の市区町村へ確認書の交付申請

②市区町村は宅建業者と連携して確認実施

③市区町村が確認書を発行

④管轄税務署にて確定申告

⑤特例適用

 

皆さんは、ご実家が低未利用地になっていないだろうか。

都市計画区域内の土地や土地建物であれば、7月1日から売却のチャンス到来となる。この機会を逃す手はない。

ご売却の際は是非弊社へご相談を。

 

2023.5.10 追記

令和5年度税制改正により、令和5年1月1日~令和7年12月31日までの間に、市街化区域や用途地域設定区域内等において譲渡された場合に限り、上限が800万円まで引き上げられています。

参考
国交省ウェブサイト

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_tk5_000074.html

 

中古再生住宅 佐伯区住宅編③

前回までに外構・間取りについて紹介しましたが、今回は内部(設備関係)リフォームの様子をお届けします。

 

まずはLDKのご紹介

 

 

着工前

 

 

こちらが改装前の写真です。

このLDKがどのように変化していくのでしょうか!?楽しみですね!!!

 

改装着手

 

キッチン設備の解体、クロス・下地の撤去、フローリング一部上貼りの様子です。

 

遂に設備入れ替え完了

 

 

内部改装途中の為、養生をしており見えずらいですが・・・

キッチン設備の入れ替えが完了しました。

今回、採用したキッチンの特徴は・・・

①お手入れラクラクのレンジフード

②奥様の家事を助ける食洗器

③お掃除簡単ステンレスシンク

 

などなど、最新の設備を採用しております。

 

次は浴室ご紹介です

 

改装前

改装前の写真になります。床材、壁材がタイルですね。

このタイルはお掃除が大変というお声がよくあります。

今回の改装でどのような浴室に変わるのでしょうか??

 

 

解体着手

          

 

浴槽の解体をした現場です。なかなか見る機会はないですよね。

因みに浴室など湿気がある場所は白アリが好む場所になります。

なので今回は浴室着手前に防蟻処理を実施しました。買主様も安心ですね!!!

 

浴室施工完了

            

 

こちらも最新の浴室に改装致しました。

今回採用した浴室の特徴は・・・・

①床材は改装前のタイルから断熱性に優れた床材へ

②浴室の壁も正面を水色のアクセント壁を採用しました

一日の勉強疲れ、お仕事疲れが吹っ飛びますね

 ※肝心のアクセント壁の写真は写っておりませんが・・・

③浴槽の蓋も断熱組みフタを採用しました

 時間が経っても温かい!!保温性に優れたフタです。

などなど、キッチン同様に最新の設備を採用しております。

 

次回はお家の顔である玄関廻りについてご紹介します。

 

完成が楽しみですね!!!!!!

中古住宅再生(広島市東区)

相続不動産の大半は流通性が低い不動産が多いです。

流通性を高めるには単純にコストをかけ、綺麗な物件にすれば良い・・・

のワンパターンでなく、その不動産の特徴(面積、形状、間取り、インフラ、建築法令や条例、近隣相場、市場動向)を良く理解し、

適度なコストの範囲内で最適な状態にし、市場に流通させて行く必要があります。

 

 

今回の物件は築50年(昭和45年新築)の木造2階建ての物件

⇓ 残存処分

コストをかけてフルリフォ―ムをする・・・???

ではなく

自ら古い物件(投資用物件)を購入し、Do It Yourself(自分でやる)して大家となる人もいるようですが・・・

 

今回は弊社で最低限のリフォ―ムを施し、賃貸物件として流通させていく事としました。

 

ちなみにDIYはアメリカなど海外では日曜大工として楽しまれています。またアメリカの家庭はDIYが当たり前で、その人気は子供達にまで・・・

 

今後弊社としても、DIYに興味があるかたへ相続不動産を流通させて行きたいと思っています。

 

相続不動産の管理、利用方法にお困りの方・・・

 

広島相続不動産のご相談は弊社まで・・・

中古住宅再生 佐伯区住宅編②

弊社は買取した不動産を買主となるお客様のライフサイクルやライフスタイルに応じた住生活に見合う分だけの価値に回復させ、市場に流通させていきます。

というのは、前回のブログで紹介しましたが、、、、、

前回に引き続きライフスタイルという観点から生活をしていく中での家の間取り、動線についてご紹介をします。

 


 

上の間取りは佐伯区住宅の改修前と改修後の間取りの変化です。

お気づきになられましたでしょうか?????

注目していただきたいのは、2階の間取りです!!!!

もうお分かりになりましたか?????

改修前(和室)⇒改修後(洋室)への間取りの変更です。

この住宅はご夫婦+お子様2人を想定し、改修工事を行っております。

ご夫婦の寝室を確保しつつ、お子様の成長(ライフスタイル)に伴い、自室を確保したいという思いとを叶えた夢の間取りへと変化しております。

完成が楽しみですね!!!!

次回は設備交換の様子をご紹介します。。。

 

中古マンション再生(広島市南区②)

相続不動産の大半は築年数も古い為、流通させていくには、コストの事も考えながらしっかり調査し、様々な知恵を絞って、価値を回復させいきます。

 

築年数が古いマンションは段差が多く、バリアフリー(フルフラット)にするには予算が・・・

しかし

東京消防庁のデータですが見てみると、高齢者の日常生活の中における事故(交通事故を除く。)いわゆる家庭内事故の約8割が、転倒事故

フルリフォ―ム物件なので、他の部分は新築同様でも段差を残してしまうと、せっかくコストをかけたのが台無しになりそうな気がします。

 

事前ミーテイングの結果、即決でフルフラットへ

まずは6/1から工事開始で6/3で解体完了

相続不動産は様々な問題はありますが、知恵を絞り、手を加えると形を変え、息を吹き返します。この仕事の醍醐味であると思います。

 

広島相続不動産のご相談は弊社まで・・・ 

中古住宅再生 佐伯区住宅編①

 住宅を選ぶ新たな選択肢として、弊社は新築ではなく、お持ちの不動産を買取り、新しい生活スタイルに対応した設備・間取りへと全面リフォームした中古再生住宅に力を入れております。

 弊社が買取した不動産を買主となるお客様のライフサイクルやライフスタイル応じた住生活に見合う分だけの価値に回復させ、市場に流通させていきます。

 今回紹介するのはライフスタイルという観点から住宅の駐車スペースについて着目してみます。

 まずは広島県の一世帯における乗用車の保有台数ですが・・・

都道府県 自家用乗用車(台) 世帯当たり台数(台/世帯) 1台当たり人口
1 愛知 4,064,359 1.248 1.85
2 東京 3,140,651 0.443 4.38
3 大阪 2745204 0.644 3.22
4 福岡 2,526,390 1.053 2.02
5 広島 1,432,603 1.095 1.98

 上記表から一世帯当たり乗用車保有台数は1.095台ということがわかり、これは同居中のお子様の成長などのライフスタイルの変化によることが考えられます。

 このことから住宅における駐車スペースは1台では足りなくなってきているのが現状です。

 そこで弊社は買取りを行った不動産をリフォームし、次に買主となるお客様のライフスタイルに合わせた形で住宅を再生し販売を行います。

現在、リフォーム中の佐伯区の不動産

 (着工前)

          

(着工中)


 現在、駐車スペース1台の物件を2台確保のための外構工事を行っております。

 完成が楽しみですね!!!!

 次回は内装リフォーム編をご紹介します・・つづく

 

中古マンション再生(広島市南区①)

日本の不動産市場で、現在も既存住宅の取引を活発にする政策が進められていますが・・・

まだまだ大きなシェアを占めているのは新築住宅であり、新築住宅が主流なのは先進国では日本だけ・・・。

ちなみに

既存住宅流通量の推移と国際比較(国土交通省)

■全住宅流通量(既存流通+新築着工)に占める既存住宅の流通シェアは約14.5%(平成30年)にとどまっている。

■欧米諸国と比べると1/6~1/5程度と低い水準にあります。

 

中古住宅市場活性化として・・・

 弊社も貴重な住宅資産(主に相続不動産)に、特性に即した流通サービス(価格査定⇒品質調査⇒買取⇒リフォ―ム等⇒販売)を提供し

その本来の実力に見合う分だけ価値を回復させ、ライフサイクルやライフスタイルに応じた様々な住生活のご提供を目指します。

 

 

まずは広島市南区の相続不動産(中古マンション)をご紹介  

  

残存処分

 

主に相続不動産を取り扱っておりますので、残置物の処分はお任せください。

個人情報残置物は遺品整理士によって溶解処理致しますので、個人情報が産廃業者等に漏れる心配はございません。

またこういった経費は売却時一括清算なので持ち出し費用は不要です。(相続不動産売却ワンストップサービス)     

 

広島相続不動産のご相談は弊社まで・・・

 

転出超過ワースト一位の広島県

5月13日付中国新聞によると「広島県人口280万人割れ」35年11ヶ月ぶり転出超と第一面に記事が掲載された。

2020年5月14日付中国新聞記事の画像
2020年5月14日付中国新聞記事の画像

 今年4月1日時点の推計人口が279万8628人となった。推計人口は国勢調査と住民基本台帳に基づく。3月1日時点は280万4123人で1ヶ月で5495人減少。内訳は社会減が4397人、自然減が1098人。広島県統計課は若い世代を中心に就職や進学による大都会への転出が響いたと分析。

 別の調査である総務省の人口移動報告によると、2019年、広島県は転入から転出を差し引いた人口移動数がマイナス8000人超と転出人口が全国1位という不名誉なこととなった。実はこちらのほうが問題なのだ。

 これについてNHK広島放送局も5月15日放送のテレビ番組「ラウンドちゅうごく」で取り上げている。

番組では、何故転出が多いのか街角でインタビューを行うと大きな工場(重工、鉄鋼など)が撤退や移転などで無くなったことによるのではないかとの声があった。

現実に福山では日本鋼管が、呉の日新製鋼などの大企業が撤退を表明する等、地方経済に大きな影響を与えている。

しかし、転出の内容を見ると20代の転出が一番多いのである。大学卒業後地元に就職せず東京や大阪など大都会での就職が原因と思われる。

就職先や魅力がない地元ということだ。

そんな中山口県の周防大島では子供の頃から地元の良さや起業学習を行い若者が地元で主食したり帰ってきている現状を取材。

広島でも魅力的な地方、尾道などで若者が起業する姿が見られる。

現代の高齢者は元気だ。現役から離れた高齢者に「若者に魅力ある地元」を実現するため尽力してもらい、それが地元高齢者の生きがいになればいい。

このまま流出が進めば、「不動産を購入する働き世代、若いファミリー層が日本一減る。」こととなるので、「ますます空き家の増加と周辺地価の下落が加速する。」をしっかり理解して、残す不動産、活かす不動産、手放す不動産の判断を早めにすべきだ。

 

記事リンク

広島県の人口移動 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/21/jinkougepposaisin.html

広島県の人口(今月の概況) https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/390161.pdf

住民基本台帳人口移動報告 https://www.stat.go.jp/data/idou/2019np/shousai/pdf/youyaku.pdf

NHKラウンドちゅうごく 「転出超過ワーストからの脱却~人・企業を呼び戻せ!~」 https://www4.nhk.or.jp/P4761/x/2020-05-15/21/43738/8253046/

それぞれのリンクは2020年5月17日現在のものです。将来ページそのものが無くなる場合があります。

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